リアンの憂鬱&今日の一枚 [音楽]
Vi:「もう、リアンったらちょっと遊ぼうとしたらすぐおこるのニャ」
そうなんです、北海道にもようやく春の足音が少しずつ聞こえてきてヴィンスはやる気満々。
Vi:「春なのニャ、俺にはわかるのニャ」
あたたかくなって見事なへそ天ですな。
一方のリアンはと言うと・・・
Le:「あたち、不満でちゅ」
チビたちはすくすくと大きくなりもはやリアンは体格で抜かされました。でもチビの中身はまだ赤ちゃん。
なのでとにかくいたずらするわ、走り回るは・・・で家内は落ち着きがありません。
リアンをイラっとさせるシチュエーションは多々ありますが、例えば、
Le:「ママにゃんとお昼寝しまちゅ」
まさにゴロゴロいいながらkekkeの上でスピスピしようとしたその時
To:「姉にゃん、お昼寝ですかぁ?」
Le:「邪魔よ、あっち行って」
To:「そうでちゅか、じゃああっちであそびます」
Le:「もう、最初っから来ないでほしいです」
こんな感じでリアンにとっては一事が万事で、イライラがつのります。しかし相手はチビ。さすがの女王リアンも直接チビには怒りをぶつけることはまれです。
そのあおりを食うのが、そうですヴィンスであります。
ヴィンスはチビの面倒は良くみていますが、遊び相手としてはまだ不足。リアンと遊びたいのです。
でもイライラがつのっているリアンはヴィンスが「遊ぼ」とそぶりをみせただけで「ウーッ」、ちょっとおっかけようものなら「シャーッ」
ヴィンスは何が何やらさっぱりです、そうですよねヴィンスは悪くないもの。
ヴィンスはさびしく(それでも尻尾はピン)ひきさがるのですが、時にはどうしてもリアンと遊びたくて「シャーッ」と言いながら逃げるリアン、を追いかけます。
チビたちは何事かと恐れおののき、リアンは必死に逃げ回り、ヴィンスは遊びたい一心で追いかけ・・・
そんな日常がいま我が家ではくりひろげられています。
そんなリアンの憂鬱をよそに
Mi&To:「いいきもちニャ」
ミックとトミーはさすが本当の兄弟、仲良くいたずらしてます。(^-^)
さて、久しぶりの今日の一枚ですが映画をご紹介。
ロック・オブ・エイジズ ブルーレイ&DVDセット(2枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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2012年公開のRock OF AGES 邦題:ロック・オブ・エイジズ
1980年代のハリウッドを舞台にしたロックミュージカルです。doranaoはミュージカルは基本、苦手なのですが、これは面白かったです。
トム・クルーズやキャサリン・ゼタ・ジョーンズやアレック・ボールドウインといった大御所がなんと脇役ででており全編80年代のロックにて彩られています。
ストーリーはほとんどないんですが(笑)よくある若いカップルの挫折とサクセスストーリ・・・かな?
とにかく音楽がすごい
ガンズ・アンド・ローゼス、ナイトレンジャー、デヴィッド・リー・ロス、ジャーニー、ボン・ジョヴィ、ポイズン などなど
doranaoは劇中流れる曲で知らない曲は1曲もありませんでした。(オタクですな)
遊びに来ていたK氏とkekkeと3人で劇場に観に行ったのですがK氏もいたくお気に入りで観るなり輸入盤のブルーレイを速効購入していました。
トム・クルーズもボイストレーニングをがんばり、ちょっと線が細いながらそれなりに聞ける歌声を披露してくれています。
もちろんサントラもおすすめ。
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- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/06/27
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一時期我が家ではヘビーローテーションになりました。
そしてもっとお勧めなのが、劇中で使われた曲の原曲を集めたコンピレーションCD。劇中で使われた曲の他に「その当時」流行っていた曲なども多数はいっておりこれまたK氏とともにヘビーローテーション。
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/08/22
- メディア: CD
ただひとつ残念なのが、ブルーレイを購入したのですが、音楽のミックスがいまいちで、サラウンド音声のバランスが悪くボーカルが非常に聞こえずらいのです。ですから家で再生するときはあえてAVアンプを通さずステレオで観るようにしています。
80年代に青春を過ごした方でしたら確実に楽しめる映画だと思います。
ロックといってもガリガリのハードロックではなく当時チャートをにぎわしたいわゆるジャーニーなどの産業ロックが中心なのでそれほどうるさくはないですよ。
さて、リアンの憂鬱はいつまで続くのか・・・
今日の一枚 [音楽]
VI:「もうdoranaoったら、ドタってなって、ピーポーっての来て、おぢさんたち来て怖かったのにゃ」
そうなんです3週間ほどまえの朝、doranaoは睡眠薬が切れずに意識もうろうとして階段から落ちて、持病のヘルニアがおかしくなってしまい全く動けなくなってしまったのです。さすがのkekkeもあわて、その場で緊急家族会議が開かれ救急車を呼ぶことにもちろん人生初体験です。kekkeのお姉さんにも急きょ来ていただき大変お世話になりました
もちろん仕事はできないのでお休みをいただいていましたが、ようやく座れるようになり来週から復帰となりました
さてブログも復帰です、今回は音楽ネタにしましょう
今年はQUEEN結成40周年、フレディ没後20周年ということで巷ではTVの特番なんかもくまれていて、まさにQUEENイヤーと言えるのではないでしょうか
先日20年ぶりに会った(大人になっていてびっくり)いとこのNちゃんも大好きだというこのバンド
このブログでポール・ロジャースとの再結成QUEENネタもありましたが
http://doranao.blog.so-net.ne.jp/2009-04-21-1
今回は本家の方です
QUEENはアルバムもDVDも手に入るものはほとんどもっていてどれを?といわれると困るのですが、オリジナルメンバーによる最後のツアーとなった86年7月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで行ったライブの模様を収録したDVDをご紹介します。
最後のツアーとなってしまったのは当時メンバーは知ってか知らずか、とにかく渾身のパフォーマンスです
DVDとしても非常に高音質・高画質です
Kind Of Magicはハイランダーという映画で使われました
ハイランダーは全編BGMがQUEENという隠れた名作です、個人的には好きな映画なんです。
劇中不死身という設定の主人公が女の子を助けるときに銃で撃たれるのですが死にません(^-^)女の子が驚いているところに「It's a kind of magic」といってウインクする印象的なシーンに使われています。
私の記憶がたしかならはじめはCDでしか出ていなかったのがあとから映像化されたはずです。
フレディが着ていたこのイエローのジャケットとシルエットはよく使われますよね
今回は特別企画ということであえてレビューはいたしません
あとレコード会社もしっかり商売しております、今年すべてのアルバムをリマスターして再発しています。とても全部買い替えられないので(そもそも持ってるし)ベスト盤だけⅠ、Ⅱ、Ⅲとセットになっているものを買いました
リマスターの効果はすごくてマスターテープで音が歪んでいるようなところも非常にクリアーになっていてただただ驚くばかり、とくにⅠでの変化はすごいです。
このリマスター企画もちろん商売戦略ですがベスト盤のⅠだけでもだまされたと思って聞いてみてください
今日の1枚 [音楽]
Vi:「もうdoranaoったら骨折してて暇なくせにあまり遊んでくれないにゃ」
そうなんです、骨折していて手首が動かせないのでプラモデルも作れず、バイクにも乗れずぼーっと連休を過ごしています
当初簡易ギブスだったのでお風呂のときなどは自分で外せたのですが2度目の整形外科の受診でレントゲン撮影したところ、折れたところが離れてきているので本格的なギブスに・・・
仕事はしずらいし、お風呂は大変だし・・・でも早く治るにはこの方がいいとのことで
さて今日の1枚ですが我が家のリアンの名前の由来となったLeAnn Rimesからチョイス
doranaoはロック以外も聴くのです、なんとクラッシックも聴きますよ(笑)
さてLeAnn Rimesですが1982年生まれ、ミシシッピ州で生まれテキサス州で育ったそうです
13歳のときに初のシングル"Blue"を発表。同曲はグラミー賞ベスト・カントリー・ボーカル(女性)部門を受賞し、グラミー最優秀新人賞も受賞しました
以来コンスタントに質の高いアルバムを出しています。
LeAnn Rimesのキャリアで最も売れたのはThis Womanで、確かに佳曲そろいですがカントリー色が薄れていてけっこうポップスよりになっています(もちろん嫌いではない)
でもdorana的には大好きな'Suddenly'が収録されているTwisted Angelが一押しです
プチレビューは
楽曲 ☆☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆☆★
歌唱 ☆☆☆☆☆ 録音・プロデュース ☆☆☆☆★
って感じでしょうか、LeAnn Rimesのアルバムは結構音が良いのが多いのでとても気持ちいいです
'Suddenly'はかの有名なDesmond Childによる曲で、あのDanny Vaughn率いるFROM THE INSIDEの1stアルバムにもロックパージョンが収録されています
2007年以来アルバムが出ていないので新作が待たれるところです
興味をもたれた方はまずベストアルバムから入るのも良いかも
Le:「あたちと似てまちゅか?」
今日の一枚 [音楽]
Vi:「もう、doranaoったら最近寒いのに帰ってくるの遅いのにゃ」
そうなんです、今月からdoranaoは勤務時間が延びたのです。それでも5時には終わるので十分早く帰宅できるのですがヴィンスはご不満&さびしいようです。
さて久しぶりの音楽ネタですが、本家Vinceが15年ぶりにソロアルバムを出しました
オリジナル曲は2曲のみで他はカバーという内容ですが、そのカバー元がAEROSMITH、SCORPIONS、SEX PISTOLS、ZZ TOPなどなどdoranao&kekkeにとっては涎ものの内容となっております。
その名も「TATOOS & TEQUILA」・・・あまりにもビッタリはまっております(笑)
ジャケットもかっこいいVinceも少しやせて見えますね
オリジナル曲はなかなかいいですし、カバーも物まねにならず(まぁVinceはそれほど器用ではないのでムリでしょうが・・・)ちゃんと「Vince」の曲に仕上げています。
プロデューサーは旧知の仲のかのMarti Frederiksenと1stソロアルバムの時も曲提供などでお世話になったNIGHT RANGERのJack Blades
さすが、いい仕事しています。Vinceの声はとても艶があっていい感じですし、バックバンドもいろいろゲストを迎えつつなかなか聴かせてくれます。各楽器が粒だっていて音の定位感が抜群に良くてめっちゃdoranao好みの仕上がりとなっています。
思い入れもあってプチレビューはちょっと甘めかな
楽曲 ☆☆☆☆ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆☆★
歌唱 ☆☆☆☆☆ 録音・プロデュース ☆☆☆☆★
タイトルトラックはYOU TUBEで見ることができます。
doranao的に一番のお気に入りはもちろんAEROSMITHのカバー、NOBODY'S FAULT
AEROSMITHとMotley Crueの共演でMUSIC CLIPなぞを作ってみました
「しょせんカバーでしょ」と思って食わず嫌いしている方がもしいらしたら是非ご購入をお勧めします
さてさてkekkeのブログでも予告しておりますが大ニュースがあります・・・
次回に
今日の一枚 [音楽]
ようやく今年も終わりですねぇ。今日はkekkeの実家でお泊り、年越しです。一泊だからヴィンスはお留守番、っと思っていましたが雰囲気を察したのかもう朝からまとわりついて離れません
Vi:「おれは置いて行かれるのか!?」
dora:「しょうがないから連れてってあげるよ~」
さて、そんな今年を締めくくる1枚ですがいろいろ迷った結果STEELHEARTの2ndアルバム「TANGLED IN REINS」としました。昔、F1の総集編のエンディングにも1stアルバムからの曲が使われたりしていましたのでなんとなく年末になると聞きたくなるのです。
デビューは90年と、これまた微妙な時期でしたがボーカルのMike Matijevicの超絶ハイトーンボーカルと新人離れした熟成されたサウンドで結構騒がれたバンドです。
好きな人が聞くととんでもなく格好いいのですが、人によってはあまりのハイトーンボーカルがうるさく感じるかもしれません。もちろんdoranaoは大好きなバンドです
世間一般、批評家ともに一押しは名バラード"SHE'S GONE"が入っているデビューアルバムなのでしょうがdoranao的にはややアメリカンな土臭さとポップさ、サウンドのゴージャス感からアルバムとしてはあえて2ndを押させていただきます。
70年代後半のにおいをかもし出しており「正統派」と言われた1stももちろん好きですがアルバムとして選ぶと2ndなのです。1stには必殺のバラードが収録されており、単一の曲で勝負すると確かに1stに軍配が上がるでしょう。
しかし、プロダクションの感じやメジャーキーの曲が多いってことでやっぱり2ndが好きなのです
簡単レビューは
楽曲 ☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆☆
歌唱 ☆☆☆☆★ 録音・プロデュース ☆☆☆☆
てな感じでしょうか。
っと散々2ndアルバムを持ち上げておきながら、STEELHEARTで最も好きな曲は、といわれると1st収録のこれぞパワーバラード、"I'LL NEVER LET YOU GO"なのです。”SHE'S GONE"は歴史に残る名バラードですが、ちょっと暗いのです(そこがまた良いという人が大多数でしょうけど)
ベートーベンの第9もいいですが、"I'LL NEVER LET YOU GO"で年越しはいかが?
この曲も大昔、'91年に放送されたF1の特番で使われて、それはそれは感動的でした。
そんなMikeですが我が家の大好きな2001年公開の映画、「ロックスター」での主人公の歌唱の吹き替えでひっそりと(笑)スクリーンデビューしてました
主役は最近ではすっかり俳優さんとして確固たる位置を築いている、その昔New Kids On The Blockに属してた(ふっるー)Mark Walbergです。一応歌はやっていたのでリップシンクも完璧にはまっています。
ストーリーは主人公が大好きなバンドにひょんなことからボーカルに抜擢されるというどこかで聞いたようなお話しですが、そのオーディション場面がこちら
初めてこの映画をみたときこのシーンで鳥肌が立ったものです。いまでもときどき観て元気をもらいます
ちなみにこの映画の中にでてくる架空のバンドですがなんとギター役にZack Wild、ベースはDOKKENのJef Pilson、ドラムはツェッペリンのドラムのジョン・ボーナムの息子Jason Bonamと超豪華メンバー。ロック好きにはたまらない映画となっています。
映画自体もお勧めですが、サントラもBON JOVI、Motley Crue、KISSなどいろいろ入っていて超おすすめです。
髭もじゃではないZack Wildのかわいいこと
Vi:「ホントにおれも連れてってくれるのか?」
doranao:「わかったから離れてくれー」
猫の襟巻き状態のヴィンスでした。来年はもう少し更新をまめにいたしますのでどうかよろしくお願いいたします。
今日の一枚(ヴィンスのせいで・・・) [音楽]
'81年にデビューした「HANOIROCKS」
演奏も決して上手とはいえず、一聴するとパンクっぽい能天気ロックなのですが、
doranao的になんか好きなんです。(基本的にパンクは苦手)
そんなHANOIROCKSから1枚といえば、こればかりは批評家たち
とおなじく「Two Steps From The Move」です。
できるだけ客観的にプチレビューすると決してポイントは高くないです
楽曲 ☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆
歌唱 ☆☆☆★ 録音・プロデュース ☆☆☆
ってな感じでしょうか。なんかお金かかっていないなぁって感じのアルバムです(≧▽≦)
冒頭から最後まで走り過ぎる感じがアルバムとしての完成度もあげています。
このアルバムのリリースにより一気にメジャー街道まっしぐら・・・はずが
ヴィンス(もちろん人間のほう)のせいで
1985年に一度解散に追い込まれます。
"84年にドラムの"Razzle"がアルコールとドラッグでラリっているヴィンスの運転する車に
同乗していたところ大事故をおこしてしまい帰らぬ人となってしまい結果的には
それがきっかけとなり解散となってしまいました・・・
もちろん事故をおこしたヴィンスもさすがに精神的にまいっていたようです。
2000年代に入りボーカルの"Michael Monroe" とギターの"Andy McCoy"により
再結成され、パンク臭はうすれましたが上質のロックを聴かせてくれています。
"Andy McCoy"は歳をとったなぁという感じですが"Michael Monroe" は
けっこうルックス的にがんばっています(笑)
ただ、甲状腺が悪いらしく目がでっかくなってきてちょっとこわいですが。
若かりしころの映像です。曲はアルバムのオープニングトラック。
'80年代後半から'90年代にかけてけっこうメジャーなバンドがハノイから影響を
うけたことを公言することがあり解散後にかえって人気がでた感もあります。
再結成後のほうがメジャー感もあってロックとしては上質なのかもしれませんが
やっぱりdoranao世代にははずせない一枚なのです。
事故をおこしたヴィンスも気の毒ですがあの事故がなければ・・・とやはり思います。
でも当時の業界はアルコールとドラッグなしにはあり得ない世界でしたから
今日の1枚 [音楽]
本日はややマイナーですがdoranao&kekkeが大好きなこのアルバムを。
「英国復権の狼煙、新ロックンロール産業革命の旗手」とMASA伊藤も絶賛だった
QUIREBOYSの1st、「A BIT OF WHAT YOU FANCY」
ボーカルのSpikeの声質、ピアノやハーモニカをフィーチャーしていたため
Faces、Rod Stewartのパクリだとか散々いわれていましたが別にいいじゃん!
確かにまんまFacesだったりもしますが、doranao的には捨て曲なしの
大好きな1枚です。イギリスのバンドですがアメリカ的な土臭さがスパイシー
ほとんどの曲がメジャーキーで組み立てられていて聴いていてとても気持ちいいのです
のちにWILDHEARTSなどで活躍したGingerが在籍していたことでも比較的有名です。
※Gingerはデビュー前に脱退・・・
「Oh,It's 7'oclock、Time for the Party・・・」というkekkeにもわかる印象的なサビで聴かせるシングルの「7’Oclock」はなかなか名曲だと思います。
PVもなんとなく田舎くさいけど好きなんですよねぇ。
デビューは1990年と微妙な時期でしたが日英ではけっこうヒットして、
エアロスミスのイギリスツアーではオープニングアクトもつとめていたそうです。
BON JOVIの日本でのカウントダウンライブにも前座で来てました。
デビューがもう5年早くて、メンバーのルックスがもう少しよければもっと
メジャーになれたのになぁと思う今日この頃。
時代がグランジの波が来ていたためほどなく解散というか自然消滅
21世紀に入り再結成して2枚ほどアルバムをだし、佳作だったけど、あまりヒットはせず。
現在はけっこう入手困難で輸入盤の2ndアルバムとの2枚組がひっそりと
売っています。リマスターしているとのことなので先日ポチりました。
到着が楽しみです。
せんーぱーい、よろしければリマスター版が届いたら古い方(すみません)差し上げますが・・・
ちなみにヴィンスは玄関のピンポンと電話の音にはビビりまくりですが、スピーカーから大音量で音楽が流れていても全然平気ガンガンロックをかけていてもスヤスヤスピーカーの近くで眠ります。
しかもどうもウーハーが好きらしくリビングやPCのウーハーの上に乗って得意げにしていることがしばしばみられます。よくわかならい奴ですなぁ・・・・
今日の1枚 [音楽]
Motley Crueとともにいわゆる「LAメタル」を牽引したRATT。
ボーカルのStepen Percyの独特の声質、リードギタリストのWarren DeMartiniの
ルックスとこれまた独特のスリリングなギターソロ。
リズムギタリストのRobin Crosbyのキャラクターやバンド全体が醸し出す
雰囲気がMTV全盛時代にびったりはまっていましたね。
「カットT-シャツ」も流行りましね(笑)
恥ずかしながらdoranaoも自分でT-シャツやタンクトップをよく破ったものでした
世間の評判や売上からいくと1stのOut Of The Cellerや2ndのInvasion Of Your Privacy
なのですが・・・
doranao的に一押しなのが3rdアルバムのDancing Undercover。
もちろん1stも2ndも大好きなのですが、この3rdアルバムの「スコーン」と突き抜けた感じがたまりません。
MTVでもPVがヘビーローテーションでかかっていました。
今見てもかっこいいと思ってしまう時代錯誤のdoranao
4thと5thと勢いを落としていき解散・再結成・お家騒動を繰り返し
現在も微妙に活動しているようですが・・・
「RATT'N ROLL」と呼ばれたそのサウンドは最初の3枚のアルバムに凝縮されていますが、
4th、5thアルバムも決して悪い出来ではなく、やはり時代が悪かったのでしょう。
あと再結成後はWarrenは変わらぬ姿を見せてくれましたが、Stephenが例によって
お肥りになっていしまい、岩石のような容姿になっていたのにはさすがにがっかり・・・
残念なことにRobinもAIDSでこの世を去ってしまいましたし・・・
でも間違いなくRATTは一時代を築いたとdoranaoは思っています。
プチレビュー
楽曲 ☆☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆★
歌唱 ☆☆☆★ 録音・プロデュース ☆☆☆★
今日の1枚(ヴィンスとトップガンの意外な関係) [音楽]
しばらく体調が思わしくなく久しぶりの更新になってしまいました。
さて今日は我が家のホームページの主役ヴィンスにちなんで・・・
ヴィンス・ニール(Vincent Neil Wharton)、言わずと知れたMotley Crueの
ボーカリスト。
そして我が家のヴィンスの名前の由来となった人物。
1992年にCrueを解雇されたときはそれはもう自分も業界も大騒ぎ
しかしその後に発表されたCrueのアルバムとVinceのソロアルバムのあまりの
路線の違いに「これは一緒にやるのは無理だよなぁ」と思いました。
このブログでも既出のようにこのCrueのアルバムは佳作でした。
http://doranao.blog.so-net.ne.jp/2009-05-04
もう一方で我々をスカッとさせてくれたのがこのVinceのファーストソロアルバム、
1993年発表の「EXPOSED」
「CrueがCrueらしかった時代の曲がこれだぜ!」というVinceのほとばしる思いが冒頭からつきささってきます。
前半は思いっきり本家Crueへの挑戦状、後半は「俺様の才能を聴け!!」
といった感じです。
Vinceの作曲能力からして外部ライターやギタリストのSteve Stevensの力も相当影響していることがうかがわれます。(笑)
プロデューサーはHeartを復活させた、かの「Ron Nevison」。
ちょっと甘いけど、キャッチーでポップになる作品が多いですが、
これまたまずまずはまっています。
とにかく1曲目から4曲目あたりまでのたたみ掛けが見事です。
とりあえずかっこいいの一言につきます。
6曲目のバラードも一度聴くなぜか頭の中でずっと鳴っています。
批評家的目線でみられると厳しい論評もちらほらありましたが、
doranao & kekkeは大好きで、車でこのアルバムかかるとアクセルが20%余分に・・・
このあとVinceは肥満の道まっしぐらで大工の棟梁みたいになってしまい
kekkeを泣かせました。(最近ちょっとましになりましたけど)
昔からややぽっちゃり系でしたが、プラチナブロンドと絵にかいたようなロックスター。
世の女性はいろんな意味でやられまくりでした。
Crueのコンサートに行ったときVinceが「F××k You!!」と何度も煽りますが
kekkeはそのたびに「どうしよう、kekke」・・・kekkeには言ってないよ
さてSteve Stevensはその昔、ビリー・アイドルのバックでギターを弾いていましたが
ある意味ビリーよりルックス的にもめだっていましたよね。
そんなSteveのギターがとにかくばっちりはまっっています。
トーンは若干軽めですが、独特のスリリング感がたまりません。
ただ、リズム隊が弱いのが玉に傷でしょうか。
プチレビュー
楽曲 ☆☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏 ☆☆☆★
歌唱 ☆☆☆☆ 録音・プロデュース ☆☆☆★
おまけでご紹介。「ATOMIC PLAYBOY」というソロアルバムをSteveは出していて
これまたお勧めです。(1989年発表)
楽曲はつぶぞろいですが、とにかく出だしの1曲目に限ります。
スピーディーで流れるようで、そしてスリリング!
そしてSteve Stevensといえばわすれてはいけないのがグラミー賞もとった
「トップガンのテーマ」
こりゃー初めて聞いた時もいまも鳥肌たちます。
(特に映画の中で聴くともうかっこいいのなんの・・・)
しかしPVはいただけません。なぜ映画のシーンだけで組まなかったのでしょう。
やっぱり自分もでたかったのでしょうけど、飛行機の格納庫って・・・
でもなぜかときどき見たくなってしまうのです。
Vinceのソロアルバムはもう一枚あるのですが、子供を亡くしたりいろいろあって
申し訳ないけどおせじにもいい出来とはいえません・・・
今日の1枚(やっぱり2枚) [音楽]
MP4/13、昨日届き、数日は同じ作業を(苦笑)することになるので・・・
やはり我が家のホームページの主役のヴィンスの名前の由来となった
Motley Crueを早めにご紹介しないわけにはいかないでしょう。
彼らの最大のヒット作で全米一位を獲得した「Dr.FEELGOOD」、
これは確かに売れましたしdoranaoの「一番好きなアルバム」ではあります。
しかし世間の評判や売れ行きなどをちょっと置いておいて純粋に「音楽」として
とらえたとき彼らのキャリアのなかで間違いなく最高傑作のひとつとなるであろう
アルバムが昨年でた「SAINT OF LOS ANGELS」
SEとVinceの「宣言」から始まるこのアルバム。一聴して引き込まれ、聞けば聞くほどよく練られた楽曲にあふれています。
タイトルチューンの"SAINT OF LOS ANGELS"は"Dr.FEELOOD"へのオマージュを盛り込みつつ
Nikkiの時代感覚が鋭く盛り込まれていると思います。PVのかっこいいことと言ったら・・
kekkeはよだれもので見ておりました。
他の楽曲も正に過去を全否定することなく「新生オリジナルフォー」の現在のかっこよさ
をこれでもかとたたみかけてきます。極上の「Rock Candy」ですよね。
プロデューサーはかのDesmond Childの流れをくむJames Michael。SCORPIONSの新作(これもいいです)もプロデュースした人ですが、どんどん活躍してほしい人材ですね。
このアルバムに見え隠れする「ポップ」さはプロデューサーの選択からして路線がある程度ひかれていたのかもしれません。
気になる音質ですが、doranaoがはじめて買った「SHM-CD」なるものがこれでした。
もちろんSACDと比べることはナンセンスですが確かに音はいいです。
ただしいわゆる通常版と聴き比べたわけではないので断定的なことは言えませんが。
「SHM-CD」の規格がどれほど優れていてもマスターやミキシングが悪ければ余計荒がでることになるでしょうから。
このアルバムの録音は優れている方だと思いますし、音のいい部類にもちろん入ります。
ただし若干の違和感を感じるのはミキシングというか「バンド」としての音づくりでしょうか。
はじめはどこに違和感を感じるのがはっきりとはわかりませんでした。
Vinceの声は比較的良く出ていますし、Nikki、Tommyのリズム隊はやはり最高。
Mickのギターは相変わらず分厚いトーンを放ちます。
っが、先輩に指摘されて気づきました。ギターの音の分離感というか定位感がイメージと違って
今までのMickの特徴を少し削いでいるような気が。
Mickのギターのトーンは大好き。分厚くくて、でもしっかり粒だっていて
きっちり定位するところ。
でもそこをいじりすぎたかなと・・・
インタビュー記事などを読むと、このアルバムはほとんど個別にレコーディングしていて
4人が一堂に会することはほとんどなく作業が進められたそうで。その影響なのか?
それでもこれだけの音を作り上げるのはさすが、Nikkiとプロデューサーの手腕と言わなくてはいけません。
でも特にギタートーンなどに「おしい!!」と感じるのはわたしだけでしょうか。
またプチレビューさせてもらうと(ちょっと辛いかな)
楽曲 ☆☆☆☆★ アルバム全体の流れ ☆☆☆☆ 演奏☆☆☆★
歌唱 ☆☆☆★ 録音・プロデュース ☆☆☆★
流れで(?)もう1枚。Vinceを解雇してJohn Corabiを迎えて作られたセルフタイトルの「Motley Crue」
売れ行きも芳しくなく、Crueの歴史から無視されつつあるこのアルバム。
しかし楽曲、音質、アルバムとしての完成度、Bob Rockによる最高のプロデュース。doranaoは音楽的に最も優れているのはこのアルバムだと思います。
よくこれで「Vinceが歌っていれば・・・」という声が出ますがそれはナンセンスな議論でこれはこれでで完成型なのではないでしょうか。
我が家ではチェックディスクのひとつとして、そして気がついたら聞いている・・・というアルバムです。
リズム隊の固く、重く、そして鋭いビート、Mickのギターのトーン・厚み・分離感の素晴らしさ。
もう少し評価されてもいいのではと思う今日この頃。
たくましく育てとVinceから名前を拝借したうちのヴィンス
本家のVinceのようにやんちゃはOKだけど太るのは勘弁してね(笑)
蛇足になりますが「Carnival of Sin」のDVD、演奏・選曲・音ともに
とてもナイスな出来です。ただ変な映像処理をしているのと収録時間が長いため
若干画像が荒いのが気になりますかね。
我が家ではブルーレイ盤を輸入盤で買い足しておりますので画像もご機嫌です
Tommyの例のコーナーでもあれがよりはっきり見えます(いいのかな・・・)
再生環境をある方には絶対BDがお勧めです。